2014年1月5日日曜日

美しいものを残すために


日本にはどこにも見つからないような美しいものが
かつて当たり前のように存在していました。

すべてが「手」から生まれ、紡ぎ出されていた時代。
そこには本来の美しさがありました。

最近「こんな素晴らしいものがあったのか!」と驚いたのは
東北地方で作られていた「けら」。いわゆる蓑です。




日本民藝館HPより



機関誌「民藝」より

100年ほど前にはこんな素敵なものを身につけて、人々が街を
歩いていたなんて!!

「けら」は女性が町へ出掛ける際に着用するよそ行きだったそう。
作るのは男性で、意中の女性や妻となる人に贈る習わしがあった
というのも素敵です。男が一人前として認められるための腕の見せどころ
だった・・・なんて、本当にかっこいい。
そんな伝統がいとも簡単に途絶えてしまう「機械化」、「近代化」。
私たちが失った物はとても大きいです。

昔にもどることは出来ませんが、私たちが持っていた知恵と伝統を知り
自然と融合した美しさに出会い、今後に生かしていくことは出来ます。

そんな日本の手仕事をこれからも少しずつ紹介していければと思います。
今年もよろしくお願いします。

0 件のコメント:

コメントを投稿