2015年10月23日金曜日
美しく柔らかい言の葉
誰かの意見を誰かが受け取り、自分の意見を返し公表する。
そんなことが日々ブログやらFacebookで見られます。
そんなとき、見ていて悲しくなるのは女性でも言葉遣いが
荒いときです。尖った言葉は人を刺激し、共感をよびやすい
かもしれません。
女性が自分の意見を主張できるようになってから、わずか
百数十年。ずいぶん変わったものだな、と。
「女っぷり」「女子」という言葉をよく耳にしますが
言葉だけが一人歩きしているような気がしてなりません。
女性は大地のようだとよくいわれますが、大地のように
広く受け止め、その土に美しい言の葉を生かしてほしい。
そう思います。
もうひとつ大切にしたいことは、感じ方の違い。
同じ人が同じものを見ても、感じ方はそれぞれ違う。
同じ子供を子育てしたとしても、ある母親は楽しいと感じ
ある母親は手をあげてしまうかもしれない。
村上春樹さんの小説「ダンス・ダンス・ダンス」にも
登場したEveryday Peopleの歌詞を思い出します。
Different strokes For different folks
でも根底にあるのは「みなふつうの人間さ」という共感。
みんな感じ方や受け止め方がちがう。
みんなに大切な命があって、みんなに心があることを
忘れないで、それがたとえクリックひとつであっても
自分がどう思うのか、しっかり向き合って行動したい。
「若者がスマホを手放せば変わる」と言った宮崎駿さん。
たくさんの物語をじっくりと読み、その中でこれでもかと
想像力をはたらかせること。
毎日毎日発信されるたくさんの情報に左右され、すぐに
行動してしまうこと。
このふたつには大きな大きな差があるのでしょう。
2015年10月9日金曜日
とにかく話しかけるおばちゃんになりたい
先日娘と耳鼻科へ行ったとき、すごい勢いで暴れている
男の子を連れたお母さんがいました。
4歳の男の子。
「あっちで本読ませろよ!」
「うるせえなこのやろう」
「はなせ、あっちいけ!」
次々と飛び出す4歳とは思えない言葉の数々に周囲は唖然です。
お母さんはとっても疲れた様子でなだめていますが
なだめる言葉は
「じゃあもう帰ろう」
「さっき約束したじゃない」
「みんなびっくりしちゃうよ」
という後ろ向きな言葉たち。
そして男の子に蹴られたお母さんは半泣きでした。
ここまではいきませんが、かつて家の中でわざと悪い言葉を使ったり
危ないことをする息子に、私もネガティブな言葉で怒っていました。
今だったら、そういうときは明るい面白そうなことを提案しないと
男子は余計こじれてしまうことが分かっているのですが・・・。
それが一対一だとなかなかむずかしい。
そして周囲の人が見て見ぬ振り、というのが何だか悲しく
勇気を出して話しかけました。
「男の子、激しいですよね。うちも上の子がそうでした。」
「え、そうなんですか!今何歳ですか?」
「6歳ですがだいぶ落ち着きましたよ」
「そうなんですねー。」
「頑張りすぎないでくださいね!」
話したところでどうなるわけでもありませんが、無関心こそ世の中を
悪くしてしまうと思うので、今後も積極的に話しかけたいです。
最近は生まれたての赤ちゃんを連れているお母さんがいると、
ついつい話しかけてしまう、かなりおばちゃんな私。
一方的に自分のことを話すおばちゃんも多いですが
「話しかけつつ聞ける」ほんわかおばちゃんになろうと思います。
2015年10月5日月曜日
久野恵一さんの言葉 ①

約3ヶ月ぶりの投稿です。
やはり時々無性に日々の暮らしで感じたことや、子育てについて
感じたことを書き残しておきたくなります。
そんなわけでメモ的な内容になってしまうかもしれませんが
またのんびりと更新していこうと思います。
今日は私が民藝・手仕事やmoyaisと関わるきっかけとなった
故・久野恵一さんの言葉をご紹介します。
----------------------------------
希望というものは常に持たなくてはいけないと私は思う。
人の話を聞いて、これはもう無くなってしまったとか、
歩きもしないで手仕事は終焉したと言って、その地方のことを
まるで認識しているかのそぶりを見せる、これら関係者が多い。
自分の足で歩く、見る、聞く。
さらに私たちは選び、つくるよう依頼する。
それは物に対する視点、美の視点。
それから、これから何をしないといけないかという社会に対する姿勢である。
手仕事フォーラムHPより引用:
http://teshigoto.jp/serial_report/kuno/vol18.html
----------------------------------
未来について絶望を抱くようなニュースや出来事が
多い毎日ですが、常に希望をもつことの大切さを教えてくれます。
いつもは冗談を言いながら面白おかしく話をしていましたが、
そんな風に人を惹き付けながら、信念と覚悟をもって民藝の
道をすすんでいた久野さんらしい言葉です。
希望を持って自分の足で歩く、見る、聞く。
ここでは手仕事について語られていますが、すべての
に共通することだと思います。
誰かの情報を鵜呑みにしがちな昨今、自分の足と目と耳で
確かめることを忘れぬようにしたいと思います。
登録:
投稿 (Atom)