4年前の4月11日にうまれて、4月28日に旅立った
次男を想ってこの曲ばかり聴いています。
ひこうき雲
作詞・作曲 荒井由実
白い坂道が空まで続いていた
ゆらゆらかげろうが あの子を包む
誰も気づかず ただひとり
あの子は昇っていく
何もおそれない、そして舞い上がる
空に憧れて
空をかけてゆく
あの子の命はひこうき雲
高いあの窓で あの子は死ぬ前も
空を見ていたの 今はわからない
ほかの人には わからない
あまりにも若すぎたと ただ思うだけ
けれど しあわせ
空に憧れて
空をかけてゆく
あの子の命はひこうき雲
空に憧れて
空をかけてゆく
あの子の命はひこうき雲
ぼんやりと思い出すのは
次男、麓(ろく)がもう助からないとわかって
入院していた病室を出たときに見上げた青空が
青すぎて、とても虚しかったこと。
それから数日後、火葬場を出て煙突のけむりが
のぼっていくのを見たときに心もからだも
空っぽになってしまったこと。
でもいま、その虚しさは消えて。
いまは、わかる。
「けれど しあわせ」。
私の顔を見ながら、0歳の次女がきゃっきゃと笑い、
青い空を見上げて、2歳の長女がひこうき雲をさがし、
何も知らない幼稚園の先生に5歳の長男が「おれに弟いるんだよ」
と話して先生を困惑させる。
あの子のいのちは、あの日空をかけていったけれど
あの子のいのちは、今日もここにあります。
そして私は今日もしあわせ。



