2016年2月9日火曜日

結晶


3人目がうまれて、育児休暇をいただきはや1年ちょっと。
今日は我が家でどのくらい夫が家事・育児にかかわっているかを
暴露します。私のダメっぷりがバレてしまいますが・・・世の
お父さんたちへ私なりの意思表示です。

まず平日の朝。
私は家族のなかで一番遅く起きます。
階段を上がると2階からいい匂い。
椅子に座ると暖かい紅茶、目玉焼き、ベーコントーストあたりが
私の前に運ばれてきます。

食べ終わったら子供たちを着替えさせる。
着替えさせて、末っ子とともに子供たちをのせた自転車を見送る・・・
朝はそれだけしかしてません!ひえー!!

保育園の準備も
着替えの用意も
ゴミ捨ても
洗濯機をまわすのも
ぜーんぶ夫!

私がやるのは・・・
テーブルと食器の片付け。
洗濯物を畳んで、干す。
部屋を箒で掃く。
食料の買い出し。
保育園のお迎え。
夕飯の準備。
こんなところでしょうか。

もちろん夫の仕事の都合で、私が朝保育園まで行く時もあります。
そんな時も、保育園バッグにはばっちり準備がされています。
万が一私に何かあっても、これなら安心。

確かに夫はオフィス勤務なので、時間の調整がしやすいという
こともあります。そして職場の皆さんが理解してくれるから出来ることです。

でももし、そうでなかったとしても・・・
夫はなるべく協力出来るように職場に働きかけたり、出来る範囲で最大限に
協力してくれたと思います。
要はどれだけ育児にやる気を見せてくれるか?が妻にとっては大事。
出来なくても気遣ってくれるだけで大分違うはず。

「自分の役目はお金を稼ぐこと。」
「育児休暇だから妻がやるのはあたりまえ。」
「赤ちゃんのお世話はお母さんがやって当然」
そんな風に思っているお父さんがいたら、ちょっと残念です。

赤ちゃんは二人いるからこそ、授かったのだから。

我が家では「ママは大変な思いをして命を産んでくれたから一番えらい」
と夫が子供たちに教えています。

休日は3人の子供を連れて出かけてくれる夫。
ひとりの時間を過ごせるだけでお母さんは優しい気持ちになれます。
自分と向き合える時間があると、バランスがとれて育児も楽しくなるのです。

3歳までの子育てにどれだけ関わるかで夫婦関係の未来が決まる、と勝手に
思っている私。
手遅れになる前に・・・お気をつけ遊ばせ、お父さん!

って・・・私こんなことばっかり書いてますね。しつこくてすみません。

2016年1月12日火曜日

はじめてのほしい






なかなか更新できませんが、今年もよろしくお願いします。

昨年はたくさんの友人がお母さん、お父さんになりました。
今年もたくさんのお母さん、お父さんが増えそうで
とてもうれしいです。

今日は自分が初めてお母さんになったときのことを思い出して
お父さんにこうしてほしい、と思ったことを書いてみます。

まず、お母さんの気持ちに耳を傾けて寄り添う事はもちろんですが
基本的にどーんと構えていてほしいです。
初めてお母さんになることは、それはそれは不安なことでした。
だからせめてお父さんには動揺せず、妊娠中からずっと不安定な
お母さんの気持ちを受け止める余裕をもっていてほしいです。

そしてお母さんの気持ちに少し余裕ができたと思ったら、
お母さんがひとりになれる時間を作ってほしいです。
最初は1-2時間でいいんです。コンビニに行くだけでいいんです。
美容院になんて行けたら最高です。

そのときにがんばってほしいのは、そこでもやはり余裕を見せることです。
そこでお父さんがおどおどしていると、お母さんは赤ちゃんを預ける事が
できません。

「だいじょうぶ、行っておいで」と笑顔で言ってほしいです。
それでもだいぶ心配なくらいです。

そして帰ってきたら「全然だいじょうぶだったよ。いつでもひとりで
出かけていいよ」と言ってほしいです。
もし赤ちゃんがどんなにママに会いたくて泣いたとしても。

どうしたら余裕をもてるのか。
やっぱりお母さんと赤ちゃんのことをよく知らないと、不安になります。

知るためには。
仕事から帰ってきたら、その日の出来事をお母さんに聞いてほしいです。
どんなに小さいことでもいいから話を聞き、知ってほしいです。

毎日お母さんがどんな風に赤ちゃんのお世話をし、赤ちゃんと接しているか。
それを知ろうと努めてくれるだけで、お母さんはとても楽になります。
「自分ひとりしかいない」と思わせないでほしいです。

こんなに「ほしい」とブログで書いたのは生まれてはじめてです。
赤ちゃんもお母さんもお父さんもみんなはじめてなるものだから、
たくさん分かち合って、みんなが思い合う家族を築いていきたいです。


2015年11月20日金曜日

宝の地図






娘の描いた宝の地図。
宝物はいっぱいつまった色、色、色。

IMAGINE。
頭の中の地図にはある素敵な世界。
想像することをやめたら、世界はねずみ色。
「モモ」みたいな灰色の男たちが世界を支配しちゃう。

CHANGE。
いろんな情報に大事な時間は奪われていく。
みんなが携帯を覗き込んでいる世界を変えなくちゃ。

SHARE。
インターネットの情報をシェアする必要はない。
誰かの意見に右往左往する必要もない。
私が知りたいのはあなたのこと。
どんな宝物を探しているの?

自分の宝の地図がどこに辿り着くか。
世界を幸せにしたいなら
まずは鏡に映った自分から。

さあクレヨンを持って
一緒に宝の地図を描きましょう。


MAN IN THE MIRROR/MICHAEL JACKSON

I'm starting with the man in the mirror
I'm asking him to change his ways
And no message could have been any clearer
If you wanna make the world a better place
Take a look at yourself and then make a change

I've been a victim of a selfish kind of love
It's time that I realize
There are some with no home, not a nickel to loan
Could it be really me,
pretending that they're not alone


目の前の鏡に映ったそいつから
この自分から変えていこう
自分の生き方を変えるんだ
誰にだってわかることだ
世の中を良くしたいと思うなら
自分自身を見つめ直して
まずはそこから変えていこう

今までは自分のことしか考えなかった
だけどいい加減もう気づかなきゃ
世の中には住む家のない人もいる
行きてくだけで精一杯でこれっぽっちの余裕もない
そんな人がいるのを知ってて
そんなのよくあることなんて
とてもじゃないけど言えないよ


訳引用:
http://oyogetaiyakukun.blogspot.jp/2012/09/man-in-mirror-michael-jackson.html

2015年10月23日金曜日

美しく柔らかい言の葉


誰かの意見を誰かが受け取り、自分の意見を返し公表する。
そんなことが日々ブログやらFacebookで見られます。

そんなとき、見ていて悲しくなるのは女性でも言葉遣いが
荒いときです。尖った言葉は人を刺激し、共感をよびやすい
かもしれません。

女性が自分の意見を主張できるようになってから、わずか
百数十年。ずいぶん変わったものだな、と。

「女っぷり」「女子」という言葉をよく耳にしますが
言葉だけが一人歩きしているような気がしてなりません。

女性は大地のようだとよくいわれますが、大地のように
広く受け止め、その土に美しい言の葉を生かしてほしい。
そう思います。

もうひとつ大切にしたいことは、感じ方の違い。

同じ人が同じものを見ても、感じ方はそれぞれ違う。
同じ子供を子育てしたとしても、ある母親は楽しいと感じ
ある母親は手をあげてしまうかもしれない。

村上春樹さんの小説「ダンス・ダンス・ダンス」にも
登場したEveryday Peopleの歌詞を思い出します。

Different strokes For different folks

でも根底にあるのは「みなふつうの人間さ」という共感。

みんな感じ方や受け止め方がちがう。
みんなに大切な命があって、みんなに心があることを
忘れないで、それがたとえクリックひとつであっても
自分がどう思うのか、しっかり向き合って行動したい。

「若者がスマホを手放せば変わる」と言った宮崎駿さん。
たくさんの物語をじっくりと読み、その中でこれでもかと
想像力をはたらかせること。
毎日毎日発信されるたくさんの情報に左右され、すぐに
行動してしまうこと。
このふたつには大きな大きな差があるのでしょう。

2015年10月9日金曜日

とにかく話しかけるおばちゃんになりたい


先日娘と耳鼻科へ行ったとき、すごい勢いで暴れている
男の子を連れたお母さんがいました。

4歳の男の子。
「あっちで本読ませろよ!」
「うるせえなこのやろう」
「はなせ、あっちいけ!」

次々と飛び出す4歳とは思えない言葉の数々に周囲は唖然です。

お母さんはとっても疲れた様子でなだめていますが
なだめる言葉は
「じゃあもう帰ろう」
「さっき約束したじゃない」
「みんなびっくりしちゃうよ」

という後ろ向きな言葉たち。
そして男の子に蹴られたお母さんは半泣きでした。

ここまではいきませんが、かつて家の中でわざと悪い言葉を使ったり
危ないことをする息子に、私もネガティブな言葉で怒っていました。

今だったら、そういうときは明るい面白そうなことを提案しないと
男子は余計こじれてしまうことが分かっているのですが・・・。
それが一対一だとなかなかむずかしい。

そして周囲の人が見て見ぬ振り、というのが何だか悲しく
勇気を出して話しかけました。

「男の子、激しいですよね。うちも上の子がそうでした。」
「え、そうなんですか!今何歳ですか?」
「6歳ですがだいぶ落ち着きましたよ」
「そうなんですねー。」
「頑張りすぎないでくださいね!」

話したところでどうなるわけでもありませんが、無関心こそ世の中を
悪くしてしまうと思うので、今後も積極的に話しかけたいです。

最近は生まれたての赤ちゃんを連れているお母さんがいると、
ついつい話しかけてしまう、かなりおばちゃんな私。
一方的に自分のことを話すおばちゃんも多いですが
「話しかけつつ聞ける」ほんわかおばちゃんになろうと思います。

2015年10月5日月曜日

久野恵一さんの言葉 ①





約3ヶ月ぶりの投稿です。
やはり時々無性に日々の暮らしで感じたことや、子育てについて
感じたことを書き残しておきたくなります。

そんなわけでメモ的な内容になってしまうかもしれませんが
またのんびりと更新していこうと思います。

今日は私が民藝・手仕事やmoyaisと関わるきっかけとなった
故・久野恵一さんの言葉をご紹介します。


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希望というものは常に持たなくてはいけないと私は思う。
人の話を聞いて、これはもう無くなってしまったとか、
歩きもしないで手仕事は終焉したと言って、その地方のことを
まるで認識しているかのそぶりを見せる、これら関係者が多い。
自分の足で歩く、見る、聞く。
さらに私たちは選び、つくるよう依頼する。
それは物に対する視点、美の視点。
それから、これから何をしないといけないかという社会に対する姿勢である。

手仕事フォーラムHPより引用:
http://teshigoto.jp/serial_report/kuno/vol18.html

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未来について絶望を抱くようなニュースや出来事が
多い毎日ですが、常に希望をもつことの大切さを教えてくれます。
いつもは冗談を言いながら面白おかしく話をしていましたが、
そんな風に人を惹き付けながら、信念と覚悟をもって民藝の
道をすすんでいた久野さんらしい言葉です。

希望を持って自分の足で歩く、見る、聞く。

ここでは手仕事について語られていますが、すべての
に共通することだと思います。
誰かの情報を鵜呑みにしがちな昨今、自分の足と目と耳で
確かめることを忘れぬようにしたいと思います。

2015年7月9日木曜日

Bridge the world





先日、故 久野恵一さんのお別れ会に参加させていただきました。
大勢の作り手の方も見え、本当に大きな人を失ってしまったのだと
改めて感じました。

久野さんは単なる一民藝店の店主ではありませんでした。
というかほとんど店にいませんでした。
月に数日以外は日本全国の窯元や作り手のもとを訪れ、
商品を選ぶだけではなく、健全な手仕事を未来に残すため
手仕事調査を行い、作り手の方と信頼関係を築き、
親身になってアドバイスをされました。
また、民藝館展への出品、展示会、雑誌・新聞掲載等を
通じて、消えつつあった多くの手仕事に光を当てました。

柳宗悦亡き後の民藝は、骨董的な「もの主義」や精神論的な
ものに傾き、民藝が特殊な世界であるかのようになってしまいました。
各地の風土の中で生まれ、生活に寄り添っていた道具は、
いつの間にか「誰の作品か?」「この作家のものだから美しい」
といったものに変わってしまいました。

本来の民藝運動が目指した「日本の良き手仕事を残そう」と
いう意志を引き継ぎ、作り手と使い手の距離を縮めるために
徹底したフィールドワークを行い、作り手が現代生活にも
対応して行けるようプロデューサー的なことを行ってきたのが
久野さんでした。いわば「かけ橋」のような人でした。

「現代に合わせること自体が悪いわけではない。大事なのは、
つくるものに地域性を反映させているか、これまでの技を
きちんと継承していけるものか、用のための造形をくみとって
いるか、ということ。この3点が、今後健全な民藝の仕事を
継続させていくための指標となる」
と久野さんは「民藝の教科書」の中で語っています。

日本の手仕事文化は、農業の衰退や環境破壊、地域の活性化などの
問題と直接つながっています。
久野さんが人生を捧げて守ろうとした手仕事という日本の文化を
本来の形で子供たちに繋げるため、私も尽力したいと思います。

そんなわけで今後はFUMOTOブログを一旦お休みして、
手仕事方面により力を入れて行こうと思い至りました。

引き続きmoyais online shopや手仕事フォーラムブログで
記事を更新していこうと思います。
FUMOTOでいくつか書いた「手仕事の日本めぐり」は今後
違う形でまとめたいと考えています。
どうぞよろしくお願いします。