インターネットでいろいろな情報を見ていると
それらの情報をある程度距離をおいて眺め、時間を
かけて消化してから受け入れる必要があるなと感じます。
たいてい世に出てきて受け入れられたり批評される
情報というのは極端なものが多いと感じるので、
それらをyesかnoで判断するのではなく、「うーん、
どちらともいえない」という意見を持つことが多いです。
いろいろな物事や感情は焔のように揺らめいていて、
風が吹けば方向を変えていきます。だから自分の頭も
ふにゃふにゃの柔軟性ある状態で情報に向き合うことが
大切。容易に情報を誰かにシェアすることは出来ないし
"○○する○つの方法"がすべての人に当てはまることは
ないと思っています。
こどもがうまれたお母さんによく聞かれるのは
「予防接種ってどうしていますか?」
という質問。
これもyesかnoで答えられない難しい質問です。
どんな化学的な薬でもそうですが、人間という自然なものに
不自然なものを入れると、からだは何らかの反応を起こします。
だから少なからず、見えないものであっても副反応はある。
でも日本人はそうやって子どもたちの生存率を高めてきたことも
事実。子どもの命にかかわることがあれば何をしたって助けたい
と思うのは親として当然です。
だから危険を予防することも正しいし、危険をおかしてまで予防
しないことも正しい。
我が家は受けなくてもいいのかな、と思いつつ最低限の
予防接種は受けさせています。
長男が小さい時、Staff Benda Bililiというバンドの演奏を
見に行ったことがあります。
Staff Benda Bililiはコンゴ民主共和国のキンシャサで路上生活を
営むポリオ障害者とストリートチルドレンからなるバンド。
その名も《ポリオ》という歌では子供たち全員がポリオの予防接種を
できるよう親たちに呼びかけています。
俺は丈夫だが、ポリオになっちまった
母達よ、ワクチンを子供に打ってくれ
下半身が動かない状態で訴えていたボーカリスト。
この歌を聴いた時に、改めて日本の衛生環境と医療体制が世界では
まったく当たり前ではないことを感じました。
そして将来子どもたちがそのような世界を旅する可能性が十分
あるということも。
生きている場所によっても感じ方は違う。
生きている時間によっても感じ方は違う。
いろんな情報を吟味して、決断すること。
予防接種すべてを受け入れる必要はなくて、必要性を判断しながら
でいいと思います。ほんとうは国がもっと正しく情報を公開し、
吟味してから推奨する義務があると思うのですが・・・
そして一番大切なのは無理がないようにすること。
小児科ではけっこうな勢いで接種をすすめてきます。
1日に何種類か接種する子もいます。
我が家では少しでも鼻水が出ていたら接種は見合わせます。
そして1回につき1種類だけ。
スケジュールは気にせずのんびりと。
接種後は決して無理させずゆっくり過ごす。
まったく接種無しでいく、という家庭もまわりに増えています。
その決断も正しいなと思います。毒性のあるものを子どもの体に
入れたくない気持ちがとてもよく分かるからです。
子どもの命を守るのは親の責任、といいますがどのように
責任を取るのかはその親によって違っていい。
命がどこでどうなるかなんて全く予想はできません。
だから少しでも迷いがなくなるように、利点も欠点も
納得した上でいろんなことを決断したいものです。
ますます周囲に母親が増えてきた今日このごろ。
yesかnoかではなく、「うちの子はこんな反応でちゃったよ!」
「うちではこうしてるよ!」など情報を集めてみて今後の
ママさんたちの参考に出来れば、と思っています。
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