手漉き和紙に型染を施した和紙製品で知られる富山・八尾にある
「桂樹舎」の創始者、吉田桂介さんが7/19に亡くなられました。
22歳で柳宗悦氏と出会って刺激を受け、以来和紙作りを生涯の
仕事と決めて民藝和紙の普及に情熱を傾けた方です。
手提げや雑貨など、時代のニーズに合ったものを展開したことで
失われかけていた八尾和紙の伝統を継続させた作り手としての
功績もさることながら、民藝運動家としても多くの人に影響を
与えたということです。
これまで欲しい欲しいと思いつつ、機を逃していたのですが
哀悼の意を込めて「桂樹舎」の箱を購入しました。

八尾和紙の伝統的な製法を守り、草木染めで染めた紙で作られた
文庫箱。
美しい模様にも目を見張る物がありますが、手に取ったときの
ずっしりとした重みに驚きました。
紙とは思えない丈夫さです。
99歳まで情熱を絶やすことのなかった人生。
むしろ、情熱を絶やさなかったからこその大往生なのでしょう。
心よりご冥福をお祈りします。
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