今日はたくさんの人が祈る日。
4年前の今日を境に、たくさんの人が自分の生を
再び生きなおし
たくさんの人が新しい一歩を踏み出した。
4年前の今日、私はお腹に次男を宿し臨月を迎えました。
赤ちゃんが産まれるまで1ヶ月。
私たちはどうしたらいいんだろう。
私の頭の中は被災地の皆さんのことよりも
自分と赤ちゃんのことでいっぱいでした。
1ヶ月後の4.11。次男は産まれました。
そしてその2週間後、彼は病気で亡くなりました。
しばらく立ち直ることが出来ず
被災地の皆さんのことを考えはじめたのは、他の人よりも
ずっと遅くなってからでした。
大切な人をなくしたのは私だけじゃない。
苦しんでいるのは自分だけじゃない。
誰よりも私を慰めてくれたのは、家族を失ってしまった
被災地の皆さんの存在でした。
新聞やネットの記事で皆さんが前向きに生きようとしている
姿を見て、私も徐々に前向きな姿勢を取り戻すことができました。
私には故郷があり、愛してくれる親が生きている。
私には家があり、愛する家族が生きている。
なんとしてもまた新しい命を宿し、赤ちゃんを抱きたい。
出来る限り命を残さなくてはと
うまれてはじめて生き物としての本能を感じました。
生き物が生きる場所を美しいまま子どもたちに
残さなくてはと当たり前のことに気付きました。
どんなに子育てで大変な日々でも
今日この日を迎えると
空に、海に、還った命が教えてくれます。
明日あるか分からない日々を
明日あるか分からない命を
精一杯愛し、助け合って生きること。
美しい山を
美しい川を
美しい海を
美しい土を
美しい心を
取り戻すために知恵を使うこと。
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