
先日数ヶ月ぶりにひとりで都内に行きました。
最近は平日も週末もこどもと家の近くで過ごしているので
1−2時間電車に乗るだけでも旅をしている気分になります。
都内で感じたのは、「いつもと違うにおいがする」こと。
雑踏の中で嗅ぐ香水のにおい。
通りに漂う異国料理のにおい。
お洒落なお店独特の背筋が伸びるようなにおい。
嗅覚と同じくらい、ほかの感覚も研ぎすまされていた気がします。
犬がいつもと違う場所に行くと、くんくん嗅ぎ回るけれど
人間も場所が変わるとしっかり変化に気付けるものです。
旅をすることで人は五感、六感を研ぎすませている。
じゃあ、おんなじ場所にとどまっていると感覚は鈍るのか?
そんなことはないと思います。
同じ場所で、同じ動きを繰り返すことで、職人さんやアーティストは
意識よりも感覚で、勝手にからだが動くようなものづくりができる
ようになります。
さらにいろんな場所で感じた体験や、誰かが違う場所から運んできた見識を
もとに、より感覚を研ぎすませてととどまるものを生み出していく。
あの職人さん、あの幕末志士、あの明治時代の人・・・
すごいなあと思う人は、みんな沢山の考えやものと出会い、受け入れ、
どーんと構えて一筋の道をつくってゆく・・・
毎日ばたばたと過ぎる子育て中の毎日のなかにも、感覚を研ぎすませる
何かがあるのだろうか。
子育てそのものが、マンネリなようでいて実は新鮮な体験の繰り返し。
それを感じるためには子供と同じくらいフレッシュな気持ちで物事に
接することが大切かなーと思います。
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