
いつもより自然の力が大きい場所で生活していると、
こどもの心身が解放されているのがわかります。
この二週間、鹿児島に滞在していますが息子は本当に
生き生きとして、体の疲れはあっても表情に曇りは
まったくありませんでした。
(↑写真は鹿児島の山ではありませんが・・・)
人工化した私たちの生活の中で唯一自然な心身をもって
生まれてくるこどもたち。
それなのに大人はこどもたちに一生懸命目的を持たせ、
予定通りに動かし、型にはめようとしています。
個性を大切に、と言いつつ、我が子が平均から外れると
心配し慌てて平均に押し込めてしまいます。
でもそもそも個性的でないこどもなんていません。
私と夫が授かった三人のこどもたちは、同じ親から
生まれてもまったく違う個性を持っています。
その生まれたときから持っている個性を潰さない
ためには、こどもたちの「無目的性」を尊重することが
大切なのではないかという考えにこの数日で至りました。
無目的になるのは自然に身を置く時間。
虫の足をとってみたり、海に飛び込んでみたり、
野山をかけっこしたり…そういう経験が心とからだの
バランスを自然に保つための初めの一歩だと思います。
集中力がないとか、言うことを聞かないのは目的無く
生きているのだから当然なこと。
こどもらしく育っている証拠です。
(と言いつつよく叱ってしまいますが。)
大人の考え方や生き方を押し付けず、あるがままを
受け入れる…そんなおおらかな心を持ってこどもたちと
接することで、こどもはこどもらしく、生まれたままに
個性的でいられるんだと思います。
妊娠したことがわかったときに、超音波で確認した
鼓動を打つ小さな命。たったひとつの個性をもった命。
あのときの感動を忘れずにいたいものです。
そしてそれが型にはまらない未来と美しい地球に繋がるはず。
そのためには大人がこどもの自然を受け入れる、または
放っておく器を持たねばなりません。
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